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【小松市】高齢者の歩行が遅くなる原因と改善法|転倒予防のリハビリ(徒手×運動療法)

 

「最近、歩くのが遅くなった」
「つまずきやすい・ふらつく」
「外出が不安で減ってきた」

こうした歩行の変化は、年齢のせいだけで片付けられないことが多いです。
実は歩行能力は、筋力だけでなく、柔軟性・姿勢・バランス・足裏(足底)感覚などが“セット”で関係します。

このページでは、石川県小松市で整体と運動療法を提供する立場から、
高齢者の歩行能力低下の原因と、転倒予防につながる改善法をわかりやすく解説します。


高齢者の歩行能力が低下すると起こりやすいこと

以下に当てはまるほど、歩行の土台が落ちている可能性があります。

  • 歩幅が小さくなった

  • つま先が上がらず、段差でつまずく

  • 方向転換でふらつく

  • 立ち上がりに時間がかかる

  • 外出や買い物が億劫になった

「転倒してから」ではなく、転倒する前の対策(介護予防)が重要です。


歩行能力低下の主な原因

1)筋力・筋パワーの低下

高齢者の歩行では、下肢の“支える力”と“踏ん張る力”が要になります。
特に大事なのは、筋力に加えて「素早く力を出す力(パワー)」です。

  • つまずいたときに踏ん張れない

  • 一歩が出にくい

  • 立ち上がりが遅い

こうした状態は、筋力とパワーの低下が絡みます。


2)柔軟性・関節の動き(可動域)の低下

歩行で影響が出やすいのは特に以下です。

  • 足首(背屈):つま先が上がらない → つまずきやすい

  • 股関節(伸展):歩幅が出ない → 小刻み歩行

  • 背中(胸椎):姿勢が丸まる → 前のめりで不安定

「筋トレだけ頑張っても歩きにくい」人は、可動域がボトルネックのことが多いです。


3)姿勢の崩れ

背中が丸くなると、重心が前に偏りやすく、歩行が不安定になります。

  • 歩幅が狭くなる

  • 視線が落ちて、段差に気づきにくい

  • 腰・膝に負担がかかりやすい

姿勢は「見た目」だけでなく、歩行の安全性に直結します。


4)バランス能力の低下

歩行は「片足立ちの連続」です。
そのため、バランスが落ちると以下が起こります。

  • 方向転換でよろける

  • 人混み・狭い場所が怖い

  • 速く歩けない(転倒が怖くてブレーキがかかる)


5)足部機能・足裏感覚の低下

足裏は“センサー”です。
足裏の感覚が鈍ると、地面の情報が入りにくくなり、反応が遅れます。

さらに、

  • 足の痛み

  • 足趾変形(母趾外反など)

  • 合わない靴
    も歩行低下・転倒リスクに関係します。


改善の基本は「整える」+「使えるようにする」

歩行リハビリ(転倒予防)では、順番が大切です。

  1. 徒手療法で整える(痛み・硬さ・動きの悪さを減らす)

  2. 運動療法で使える体にする(筋力・バランス・歩行動作を再学習)

徒手だけ・運動だけ、どちらか片方だと戻りやすいので、両方を組み合わせるのが効率的です。


徒手療法(整体)でできること:歩きやすい土台づくり

徒手療法の役割は、歩行そのものを直接「治す」よりも、歩行が改善しやすい状態に整えることです。

  • 足首・股関節の動きを出しやすくする

  • ふくらはぎや股関節前の硬さを減らす

  • 背中・胸郭の動きを引き出して姿勢を取りやすくする

  • 痛みや過緊張を下げて、運動ができる状態にする

→ その上で運動療法に繋げると、効果が定着しやすくなります。


運動療法で改善するポイント(歩行訓練の中身)

1)筋力:まずは「立ち上がり」を強くする

歩行改善で最も反映されやすい基本が、立ち上がり能力です。

  • 椅子の立ち座り(5〜10回)

  • スクワット(浅く)

  • ふくらはぎ上げ(10回)


2)柔軟性:足首と股関節を優先

  • ふくらはぎストレッチ(30秒×2)

  • 足首の可動域エクササイズ

  • 股関節前のストレッチ

足首が動くと、つま先が上がりやすくなり、つまずきリスクが下がる方向に働きます。


3)姿勢:背中が伸びると歩きやすくなる

  • 胸を開く運動(胸椎伸展)

  • 呼吸(肋骨の動き)を出す

「意識して姿勢を良くする」だけでなく、良い姿勢を保てる体を作ります。


4)バランス:日常に近い練習が効く

  • 支えあり片脚立ち(10〜20秒×2)

  • 方向転換練習(まずは小さく)

  • 段差昇降(手すり・壁で安全確保)

  • 障害物またぎ

“真っ直ぐ歩く練習だけ”では不十分で、曲がる・止まる・跨ぐが転倒予防に直結します。


5)足裏感覚:足の「入力」を良くする

  • 足指グーパー

  • タオルギャザー

  • 母趾球・小趾球・かかとの荷重練習

  • 靴の見直し(かかとの保持、底の硬さ)

足が整うと、歩行の安定感が変わります。


自宅で始めやすい「転倒予防」ミニメニュー

「運動が怖い」「体力に自信がない」場合は、まずこれだけでもOKです。

  • 椅子立ち座り:5回×2

  • かかと上げ:10回×2

  • ふくらはぎストレッチ:30秒×2

  • 壁に手をついた片脚立ち:10秒×2

  • 室内歩行:3〜10分(安全な範囲)


小松市で歩行リハビリ・転倒予防をお探しの方へ(当院でできること)

当院(ラージ接骨院・コンディショニングジム)では、
国家資格者(柔道整復師)+運動指導資格(健康運動指導士)の視点で、歩行を以下の流れでサポートします。

  1. 歩行・姿勢・動作評価(原因を特定)

  2. 徒手療法(整体)で動きやすい体へ

  3. 運動療法(リハビリ/歩行訓練)で再学習

  4. 自宅で続くメニューまで一緒に設計

「何が原因か分からないまま運動する」のではなく、
原因を絞って最短ルートで改善することを大切にしています。


よくある質問

Q. 高齢者の歩行が遅くなるのは年齢のせいですか?

A. 年齢による変化はありますが、多くは筋力・柔軟性・姿勢・バランス・足裏感覚など改善できる要素が重なっています。評価して原因を絞るのが近道です。

Q. つまずきやすいのは足首のせいですか?

A. 足首の硬さでつま先が上がりにくいケースは多いです。ただし股関節・姿勢・足裏感覚も関係するため、総合的に確認します。

Q. 杖を使ったほうがいいですか?

A. 安全が最優先です。必要なら杖を使いつつ、並行して筋力・バランス・歩行の練習で「杖に頼りすぎない体」を作るのが理想です。

Q. 痛みがあるときも運動したほうがいいですか?

A. 痛みが強いときは無理に運動せず、まずは徒手療法や負荷調整から。痛みの原因によって対応が変わるため、状態確認が重要です。


まとめ:歩行は「整えて、使って、定着させる」

高齢者の歩行能力低下は、筋力だけではなく
柔軟性・姿勢・バランス・足裏感覚が絡む“複合問題”です。

だからこそ、

  • 徒手療法(整体)で整える

  • 運動療法で使える体にする
    この2つを組み合わせることで、転倒予防と歩行改善の成果が出やすくなります。

小松市で
「高齢者の歩行リハビリ」「転倒予防」「介護予防の運動」をお探しの方は、
一度、歩行・姿勢・動作をチェックして“原因”を明確にしませんか?

当院では、状態に合わせて
無理のない徒手療法+運動療法でサポートします。
(※痛みが強い方・持病がある方は安全最優先で進めます)

TREATMENT

療案内

姿勢の乱れ、慢性的な痛み、運動不足の解消、産後の不調、加齢による動きづらさなど、日常のさまざまなお悩みに対応しています。まずはお気軽にご相談ください。