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姿勢は痛みの「原因」ではない?!
「卵が先か鶏が先か・・・」
「猫背がひどくて肩に痛みがあります」「腰が反っているので腰に痛みもあって痺れもでています」
このように思われたことはありますか?
実はこれ、勘違いかもしれません。
こんにちは!ラージ接骨院・コンディショニングジムです。
「カラダの痛みは姿勢が悪いことが原因です!」ってよく聞きますよね?
これ、間違ってはいないんですけど、もう少し深堀りすることができると、痛みの原因を根本的に解決できる糸口になります。
姿勢はあくまで日常生活での過ごし方や動作の繰り返しの「結果」であって、「痛みの原因」ではないことが多いのです。
大まかな流れをご説明すると
→①「日常生活(仕事)やスポーツでカラダの一部分に負担がかかってしまう」
→②「痛みが出る」or「筋肉の筋力低下・柔軟性低下、体性感覚などの感覚受容器の機能が低下してしまう」
→③「全身の筋や筋膜などの組織に左右差がでてしまう(アンバランス)」
→③「猫背や反り腰、ストレートネックなどの不良姿勢になる」
→④「周辺組織への負担により、慢性的なカラダの痛みがでてくる」
→⑤「カラダに痛みがあるので、それをかばって更にカラダの一部分に負担がかかる」
②に戻る・・・
このように、実は③と④だけにスポットを当てている方が多く、
「姿勢の悪さ」=「痛みの原因」としてしまうのは安易かもしれません。
慢性的な痛みを解決するには、まず日常生活や仕事、スポーツでの、自分の過ごし方や動きを確認することが痛みの根本改善への大きな一歩となります。
もちろん痛みがあるからといって、スポーツや仕事をやめるわけにはいきません。
ですので、姿勢改善ももちろん大切なのですが、痛みが出ないための動作のコツであったり、繰り返す動作に対応できるカラダづくりを行なう必要があります。
自分自身のカラダの痛みは、いったい何が原因なのかをしっかりと把握することにより、根本的な改善の一歩を踏み出しましょう!