SYMPTOM
ピラティス
動けるカラダづくりを行ない方へ！
Contents
【ピラティスとは？】100年続く“身体を再教育する”メソッド
「ピラティス」という言葉を耳にする機会は増えましたが、その本質を深く理解している人は意外と少ないかもしれません。
ピラティスは、単なるエクササイズではなく、“身体を再教育するメソッド”です。
■歴史的背景
ピラティスの創始者は、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス氏（Joseph Hubertus Pilates）。
第一次世界大戦中、負傷兵のリハビリとして考案されたのが始まりです。
彼は「正しい姿勢」「呼吸」「コントロール」を重視し、寝たままでも身体機能を回復できるようにベッドのスプリングを利用した運動装置を開発しました。
これが、現代のマシンピラティスに使われるリフォーマーやキャデラックの原型です。
戦後はアメリカに渡り、ダンサーやアスリートの身体づくりにも採用されるようになり、今では医療・リハビリ・フィットネスの各分野で幅広く応用されています。
つまり、“ケガをしない身体をつくる”ためのメソッドとして誕生したのがピラティスなのです。
【ピラティスの効果】「整える」「支える」「動かす」を同時に鍛える
ピラティスの特徴は、表面的な筋トレとは異なり、姿勢を支える深層の筋肉（インナーマッスル）にアプローチする点です。
主な効果は以下の通り：
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姿勢改善：骨盤・脊柱のアライメント（整列）を整えることで、自然と姿勢が安定
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呼吸機能の向上：胸式呼吸により肋骨周囲の可動域を広げ、酸素摂取量をUP
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体幹の安定性強化：腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群など、身体の“コア”を育てる
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肩こり・腰痛の予防：筋肉のアンバランスを修正し、動作のクセをリセット
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疲れにくい身体へ：効率的な姿勢・呼吸・動作で、日常生活の動きが軽くなる
ピラティスは“柔軟性”と“安定性”のバランスを整えることができるため、
「産後の身体の回復」から「シニアの転倒予防」まで、幅広い層に効果的です。
【エロンゲーションとは？】ピラティスの中核にある「伸びながら支える」感覚
ピラティスを語る上で欠かせない概念が“エロンゲーション（elongation）”です。
これは直訳すると「伸長」ですが、単に身体を伸ばすことではなく、
“背骨や四肢を内側から引き伸ばすように動く”という、コアコントロールの原理です。
エロンゲーションのポイント
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筋肉を縮めるよりも「伸ばしながら使う」ことで、しなやかで美しいラインをつくる
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骨と骨の間を引き離す意識で動くことで、関節に負担をかけずに安定性を高める
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結果的に、背筋が自然に伸び、姿勢が整う
この“伸びながら支える”という感覚が、ピラティス特有の優雅で滑らかな動きを生み出します。
また、姿勢筋がバランスよく働くため、肩こりや腰痛の再発防止にも直結します。
【当院のマシンピラティス（ENCOMPASS）】
一人ひとりに合わせた「動ける身体」を引き出す
当院では、アメリカ・Total Gym社が開発した多機能マシン「ENCOMPASS（エンコンパス）」を導入しています。
これは、世界中の理学療法士やアスリートも使用するリハビリ対応型ピラティスマシンで、
重力を利用しながら、滑らかな軌道で全身を立体的に動かせるのが最大の特徴です。
ENCOMPASSのメリット：
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負荷を細かく調整可能：初心者からリハビリ・アスリートまで対応
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全身の連動性を高める：寝たまま、立ったまま、どんな姿勢でも自然な動きを再現
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安全かつ効果的にインナーマッスルを活性化
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ストレッチ・筋トレ・バランス・有酸素運動を同時に行える
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短時間で姿勢・体幹・代謝をトータル改善
つまりENCOMPASSは、
「痛みがある人も、運動が苦手な人も、効率よく“動ける身体”を取り戻せるマシン」です。
【当院のピラティスが選ばれる理由】
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整体×ピラティスの融合
関節や筋膜の調整を行いながら、ピラティスで正しい動きを再教育。
“治すだけで終わらない”身体づくりをサポートします。 -
一人ひとりの身体を解析したオーダーメイド指導
動作分析・姿勢評価をもとに、最適なプログラムを設計。 -
産後・慢性痛・加齢による筋力低下に対応
骨盤底筋群やインナーマッスルを安全に鍛えるため、どの年代にも対応可能。 -
痛みの“再発を防ぐ”根本改善
“動ける身体”を維持することをゴールに、再発しにくい身体を目指します。
【まとめ】
ピラティスは、100年前に“リハビリ”から生まれ、今もなお進化を続ける身体教育法です。
エロンゲーションという「伸びながら支える」動きの中で、
私たちは自分の身体を再び“正しく動かす力”を取り戻します。
当院ではENCOMPASSを用いたマシンピラティスを通じて、
「痛みのない」「疲れにくい」「美しい姿勢で動ける身体」へ導きます。
